一体旅行から何ヶ月過ぎてるんだという話ですが、昨年7月末に北海道旅行に行ってきました。
日記一日目。
田舎空港から一日一便の北海道行きの飛行機に乗り、新千歳空港に降りたのがほぼお昼。
前の方の席だったので、荷物(キャリー)は上の荷物置き場に入れずに足元に置き、しゅばっと真っ先に出て混雑を回避しました。
ゴールデンカムイにハマっていることもあり、また創作ファンタジージャンル出身のオタクな私は元々アイヌ文化には神秘性を感じておりましたので、今回はアイヌ文化をメインにまあ色々……という感じで計画しました。
ら、何と、新千歳空港からほど近いところにある白老のアイヌのテーマパークが改装閉園中という。
仕方ない、ここは次の機会にするしかありません。
しかし次の機会があるのなら、ついでに北海道の左半分は次の機会にするべきだろう。
という訳で、今回は北海道の右半分を目指します。
それと、一番行きたいと思ったところが、交通の便が悪くバスを乗り継いで行くならいっそレンタカーを借りた方がいい感じで、どうせ車を借りるなら行けるところまで行こう、というのがもうひとつ。
という訳で空港でレンタカーを借りました。一人旅ですので、一番安い軽です。
ライトやエンジンが勝手に消えたり付いたりする初めて乗る近代車(笑)にオロオロしつつも三日間何とか乗りこなしました。
そして最初の、そして今旅一番の目的地、平取町のアイヌ文化博物館を目指します。
車で一時間程、途中震災の爪痕があったり、道が通行止めになっていて、迂回する道が解らず焦ったりを経て、無事到着。
オチから言うと、後日釧路の博物館のアイヌ展示や阿寒湖のアイヌコタン(観光地)などにも行きましたが、ここが一番充実していました。
展示館以外にも、庭が広くて、その敷地にチセというアイヌの家が幾つも展示してあり、その内の幾つかには中に入ることもできました。
伝統工芸を受け継ぐ作家さんの、木彫りの盆や布などの製造工程を見学することができて(その工房にチセが使われていて、中に入れるのはそこ)、購入もできます。
博物館の近辺にも作家さんの工房があるのですが、そちらには行けなかったな……行きたかった。よく分からなかった……
博物館の展示物や、ゴールデンカムイの漫画の中で描かれているのと同じマキリを作っていたのはここだけでした。
マキリ欲しかったんですよね、買えばよかった~。当然ですが値段がやはり、それなりの数字になるので、躊躇してしまった……
(あと作家さんの工房がよく分からなかった。チキンなので分からないところに突撃できなかった(笑))。
その後行った場所の何処にも置いていないとは……
博物館に併設された売店は撮影禁止だったのですが、他の人がバシャバシャ写真を撮っていて、つられて私も一枚だけ撮ってしまった。
どうせ一枚だけ撮るならマキリの写真を撮ればよかったと後で思った。
禁止だったので、トリミングしてちょこっとだけ……
ともあれ、そこひとつだけ心残りの他は満足のひとときでした。
さて、博物館の後は、北海道の右側へ移動です。
予定としては、大雪山の麓を通り、帯広を経由して、今日の内に釧路まで行ってしまいます。
ゴールデンカムイの大好きなシーンの舞台が大雪山なのですが、大雪山登山をするのは流石に体力的にも無理なので、274号線を、大雪山を横目に思いを馳せつつ通過しよう……
と思ったら雨。ガーン。
晴れ間もあって、帯広方面には虹も出ていましたが、大雪山は全く見えませんでした。残念。
この虹は、峠で上からみたやつでは……
そんな訳で、思ったよりも早く帯広に到着しました。もっと夜になるかと思ってた。夕飯食べる店の開店時間内に行けるか……と不安に思っていたというのに。
中途半端な時間に帯広入りしてしまい、夕飯には少し早いけど寄るところが無い……みたいな状態に。
行く予定の所だけじゃなく、行けたら行こう的な場所をもっとチェックしておくべきでした。飛ばしまくってなんていません。
さて帯広といえば豚丼です。
杏仁豆腐も美味しかった。
あと帯広といえばばんえい競馬ですが、流石に終わってる時間ですので素通りです。
しかしばんえい競馬には帰りに寄ろうという腹積もりなのだった。
何はともあれ、無事に豚丼も食べ、本日最終目的地の釧路へ向かいます。
38号線を爆走もとい飛ばしてなんかいませんが、日付が変わる迄に頃到着出来るのかと思っていたのですが思ったよりは早く着きました。
それでも真夜中ではあるので、折角海沿いの道をドライブなのに、車の外は漆黒の闇という……。
勿体ないなあと思いながら走ってました。
つづく。
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