つれづれおたくトーク

　前回までのあらすじ
　仕事が忙しいのを理由に５年以上も同人活動をサボっていたｍｉｎは、活動していたジャンルのプチオンリーイベントが開催されると知って、新刊も出せないというのに参加することにしたのだった。


　さて今日、イベントの参加要綱が届きました。当日の会場入場証とかスペースナンバーとかの連絡ですな。イベントまで一ヶ月きりましたし、いよいよですな、とスペースナンバーを確認。

　ギャ――――！！！！！

　何てことでしょう…！　私の配置、いわゆるお誕生日席ですよ！！！
（※なぜなにお誕生日席※

　サークル配置は、事務机を四角く囲った「島」と呼ばれる集まりがいくつもあるんだよ。で、その一番端の位置のことをお誕生日席っていうのさ！　１サークルにつき事務机半分で、お誕生日席には４サークルが入るんだヨ。横の一列より、スペースの周囲に余裕があるから、お客さんが多い人気サークルとかがここに配置されることが多いんだけど、たま～に間違いが生じたりもするんだ！）

　……ちょっ……何の間違いだよ本当に……！　ただでさえ羞恥プレイだというのに一体どういうことなんだよ…！　あの５分で描いたの丸わかりなサークルカットをどうしてこの位置にするか！？？　嫌がらせ！？（笑）

　と、もう何ともはや…………（とほほ……）


　そういえば私一度だけ、壁スペに配置されたことがあります…。
（※なぜなに壁スペ※

　会場全体の外周、壁を背にして配置されるスペースのことだよ！　誕生日席よりもずっとスペース周りに余裕があるから、行列が出来るサークルとかいわゆる「大手」と呼ばれるサークルがここに配置されるんだけど、ごく稀～～～～に間違いが生じたりもするんだ！）



　この時は本当にもう……どうしようかと思った。
　ちなみに私は人気サークルでも大手サークルでもありません。今度のイベントに持って行くコピー本だって「１０部くらい作ればいいかな」と思ってる程度です。
　……本当にもう……どうしようかと思いましたよ……。壁スペは島から離れているので、同じジャンルの人達が遥か遠くて、壁スペの方には同じジャンルのサークルが無いし、故にお客は皆さん島の方に行くので、ぽつねんと島流し状態でそれはもう寂しかったです……。
　他のついででは寄ってもらえるけど、わざわざ目的としてもらえるサークルではなかったのよ……（苦笑）。


　まあ過ぎ去った過去などどうでもいいです。問題は今度のイベントだよどうしよう…！