賢者の贈り物

　昨日の続き。

　ええ、別にね、オタクな買い物だけを目的にフラフラさまよってたわけではないんですよ私も。
　じゃあ何かといいますと、実は３月に入籍しました友人がいまして。
　……まだ、お祝いをあげてなかったことに最近気がつきました……！　何てこった！　この薄情者！
　えーん、でもでもだってだって、その友達、式をまだ挙げてないんだもん！　普通はさホラ、式の時に合わせて用意したりするジャン！？　そういう感覚でいてコロッと忘れてたんだよー薄情者でごめんなさい～～～

　まあそんなわけで、何かプレゼントにいいものないかな？　と思っていたのですが…。
　何か、なんて漠然とした考えだとさっぱりいいものなんて見つかりません。
　でも、プレゼントなんて、本人に欲しいものを聞かない限り、本当に喜ばれるものを贈るなんてことははっきり言って不可能なのです（だから去年結婚した友達には聞いた）。
　うーん、思い浮かばない時の基本考え。
　例えば自分が欲しいもの。

　現金。　

　……駄目だ！！（がくり）

　そうするとやっぱり、こう、やはり基本としては思わず『何じゃこりゃー！』と思ってしまうようなもの。（どんな基本だよ！）
　例えばエロ下着とか。
　……サイズが解らない……。

　そういえば以前、友達への結婚祝いに、入浴剤を贈ったことがありました。
　これは私的（あくまでも私的）にナカナカ（自己）満足の一品でした。（勿論、贈った相手が喜んでくれたかどうかは別問題です。というか入浴剤なんて喜びようもない代物だと思いますが）
　近所の雑貨屋で色々な種類の入浴剤をバラ売りしていて、それらを２～３０種類くらい、百均で買った包装に包んで。入浴剤には、ローヤルゼリー入りという一見リッチそうなものから、『納豆入浴剤』という嫌がらせとしか思えないようなキワ物までピンキリで、まあ…ジョークとして受け取ってもらえればと。これなら、嫌なら簡単に捨ててしまえる程度のものだしね。

　従姉妹の時にはアロマグッズ（やはりバラ売りでチョイスしたオイルとアロマポットを箱に詰め込んで）を贈ったけど、どうもあれは失敗だったみたい。しまい込まれてしまったみたいで「いいのよ、私に気を使わず気に入らなかったら捨てて！」と思ったわ…。
　うーんホントプレゼントって難しい…。
　色々考えたり、贈ったりということ自体は楽しいのでむしろ好きなんですけどね。

　まあ、でも結局、今度次第を洗いざらい白状しつつ友達に直接聞いて、無理やりデートに誘ってその場で何か買って贈る、というテもありだよね…とか………（敗北者）。