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 庶民デパートにて親の用事を待つ間、本屋に行き、「星守る犬」を泣きながら立ち読みで完読する休日(2週間前)。
 くそう、これだから感動ものは嫌なんだ……!

 まあ、それはそれとして。

 最近、小説本を読む時には、ラストを確認してから読むことも多い私。
 だってラストがハッピーエンドにならない話なんて、読む気にならないもん。
 不幸な結末を味わう為に、時間を割きたくない、とか思っちゃうんだよな……。
(私の創作を読んでくれてる人には「よくもそんなことが言えるな」とか言われてしまいそうだ)
 連続ドラマとかも、それで面倒くさくて見ない。
 最終回の更にラスト、わずか10分くらいのハッピーエンドのために、20週近くの不運不幸トラブル連続のストレスに耐えなきゃならないの!? みたいな。
 日本のドラマの不運不幸トラブルはねちっこいしな……

 冒険活劇ものみたいな、次々に降り掛かる難題を乗り越えながら先に進んでいく、というのとはまた違うものがあるような気がします。
 冒険活劇ものは、途中飛ばして読むなんて勿体無い! て思うもんなあ……。

 ちょんまげプリン、という小説が平積みになってたんですけど、最初の2ページくらいと、ラストの10ページくらい? を見たら、あらかたのあらすじがわかったので、もういいや、て思った。
 後日続編の小説が平積みになってたので、ラストの2ページくらいを見たら、大体のあらすじがわかったので、もういいや、て思った。

 何年か前に古本屋で、ストーリーも知らないのに、ドラゴンノベルズの小説が全6巻並んでる! というだけで希少価値を感じてしまい、まとめて購入してしまった小説があるのですが、数年本棚で埃を被っていましたが、いよいよ読み始めたところ、面白くてあっと言う間に読破した。のが、2巻まで。
 2巻までが第1部、3巻から6巻までが第2部、でしたが、第2部の方が、致命的に面白くなくて……。もう、苦行に近い感じで読んでます。
 読んでも読んでも、苦難と不幸とヘタレな主人公がダメ選択をし続けるの連続で、いいことがちっとも起こらない。もう嫌だ。早く読み終わりたい。
(※なぜなにドラゴンノベルズ※
 十年以上前に、D&Dとかウィザードリィとかの有名ゲームに代表される海外ファンタジーものがすっごい流行った時代があって、ドラゴンノベルはドラゴンランス戦記とかの有名どころの海外ファンタジー小説を刊行していたラベルだったんだよ! ちなみにドラコンランスは昔1巻読んだだけで挫折したけどね!)


 漫画もラストを確認することがままあります。
 古本屋で、読んだことのない「ちょびっツ」のラストだけ確認して、もういいわ、とか思ったりね……。



 どうでもいいけど、映画の予告を観て、何かもうこれ本編観る必要ないんじゃない? と思うことがありました。
 9月に公開された、おにいちゃんの花火、という映画があって、それの予告がパソコンに流れてたのを何度か観るハメになってたのですが、これ観たら、もう、大体のあらすじが解ったし。ストーリー的にすごく大事と思われるところまで解ったよ。
 おにいちゃんは、間に合わなかったんだね……、みたいな。
 予告でそこまで流していいのか。

 そういえば、暫く前に「ハナミズキ」というタイトルの映画が公開されて、ラブストーリーみたいなんですけどこれはハッピーエンドなんですかアンハッピーエンドなんですか! と、予告を観ながら思った。
 某有名「ハナミズキ」の歌をリスペクトして作られた、とか言ったら、アンハッピーエンドだよね、歌がそうなんだから……。でもどうなの? 予告でこんな、すれ違って行く2人……! みたいなストーリーを前面に出して、本当にそのまま何の捻りもなくアンハッピーエンドなの!? て思った。
 ……どっちにしろ恋愛映画は観ないからいいんだけど(なら話題にすんな)。
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