何故か毎回一部の人に期待されている私

私の会社では朝の朝礼の時、持ち回りで三分間スピーチ、というのをやらされるのですが、今日は私の番でした。
人前で話したりするのは苦手なので、毎回直前には発作でも起きるんじゃないかという位心臓をバクバクさせている私ですが、それでも、やるからにはウケを狙おうとしてしまう自分の芸人魂に天晴れ……！

ちなみに今回はどんな話をしたかというと。
私の部屋の暖房は、こたつと、前の冬に買ったハロゲンヒーターなのですが、安物だからか、近くにいれば大変暖かいのですが少し離れると全然熱が届かず、そんな訳で、いつも抱えるようにして暖をとっていたのです。その日、いつものようにトレーナーの上にはんてんを着込んでヒーターにあたっていて、ふと、何かおかしいなと、変だな、と。思って振り向いてみたら、背中から火の手が上がっていて、危うく焼身自殺をするところでした。
トレーナーは少し焦げただけで済んだのですが、はんてんの背中には直径２０センチほどのブラックホールが生成され、そのはんてんは何年か前に祖母の形見分けでもらったものだったのでこっそり捨てるわけにもいかず、隠していたのですがあっさり見つかって怒られてしまいました。反省したのですが、その後もう一度だけ、フリース素材というのは燃やしても火が出ずに溶けるのだということを身を持って実践してしまいました。

というようなことを、緊張のあまり時々声を上擦らせたりしながら何とか。
ちなみにこのヒーターの話には、更にオチが存在するのですが、そこまでは余裕がなかったので、まあいずれ機会があればと。

……えーと…………あまり大きな声では言えない感想…………

殺した人ではなく殺された人の方が悪い、みたいに読み取れるようなニュアンスのコメントが公表されたようで、ええっ！？　とびっくりしてしまいました。
どっちがどうとか言う是非はともかく、妹って本当に家族に嫌われていたんだなあ…と…………。